旅館をリフォームするメリット

旅館は新しければ新しいほどいい…とは限りません。
ホテルならまた別ですが、旅館には日本の伝統的なものや風情というものを期待してやってくるお客さまも多く、ピカピカ過ぎると逆に残念がる声すら聞こえてきます。とはいっても古ければ古いで色々と問題が出てきます。どんなに丁寧にメンテナンスしても消耗するものはありますし、働く側もやりにくいことも。生活スタイルが変化し続ける現代ではすべてが何十年も前のままでは「古い」が「古臭い」に繋がりかねません。リフォームと言ってもガラッとイメージを変えるとは限りません。もちろん大改装して新しく出なおすのもありですが、今の技術なら古き良き旅館の雰囲気をそのままに、いいものは残してより一層快適にリフォームすることができます。特に水回りは効果抜群。お風呂やおトイレは古いとどんなにきちんと掃除しても限界があります。日本人は清潔を好みます。実際に清潔であることがもちろん最重要ですが、見た目、つまり清潔感があるということにもこだわる人が多いのです。どんなに美味しいお料理を出すレストランでもお店の雰囲気がイマイチだとお客さまは増えないと言います。お料理そのものだけでなく全体的な雰囲気を含めたサービスを期待するからです。宿泊施設も同じ。旅館の売り…温泉だったり接客だったりお料理だったり。「ここがちょっと…」と言う部分があればリフォームして売りになるものを引き立てましょう。

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