一戸建てのリノベーション

リノベーションとは簡単にいうと間取りまで変えるような大規模なリフォームのことです。
ただし、一戸建てでリノベーションを行う場合、規模にもよりますが、ちょっとした一軒家が建つくらいの費用がかかることもありますから、費用については安くないものと考えたほうが良いでしょう。リノベーションの利点は、同じ規模の一戸建てを建て替えや新築する場合に比べて、安価にできることです。したがって、その分の浮いたお金を使って内装や水回り、キッチンといった屋内の設備をワンランク上のものにすることができます。また、古い日本住宅であれば耐震検査をして耐震構造にすることで、今後も安心して暮らすことができます。外壁や壁内の断熱材を新しくすることで断熱効果が高まるので、エアコン代を節約することが出来ます。また、リノベーションでは元の家から残るのは柱のみ、ということも珍しくありませんが、使えるものを捨てずに使うことになり、電気代の節約も含め、間接的に環境に配慮した家造りとも言えます。また、利点の一つに固定資産税の節約があります。あくまでも増改築ですから、新築して固定資産税が増えることもありません。元々の家の構造によってはいくつかの制限がかかることもありますが、古くなった家の立て替えを考えている場合は選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。